Concept
トップページのようにMF設計工房の目指す建築を住宅に置き換えてもう少し詳しくお話します
MF設計工房の住宅
- 体にやさしい
住む人間に対して優しいということです。住宅に於いて、大切なものはそこに住む人間が如何にストレス無く自然に暮らせるかということです。
暑いとか寒いとか、使い難いとか、意識せずに暮らせているなら、それは良い住宅と言えるでしょう。私たちはその様に無意識に暮らせる家を目指しています。
その為には、基本的なことを忠実にまた、シンプルに守りながら造ることが大切だと考えます。
- 環境にやさしい
環境に優しいとは、CO2排出量を抑え、長く使える家です。CO2の排出量は、家を造る時、また使う時の両面から考える必要があります。
例えば、木造住宅で柱や梁に化粧集成材を使ったらCO2排出量は無垢製材の約8倍(ウッドマイルズ研究会資料より)にもなります。
冬の暖房器具として、CO2排出量、光熱費の面から炬燵が1位という資料(http://www.and-eco.com/sp/001.html)もあるようです炬燵ってアットホームでなかなか良いですよね。勿論基本的な断熱性能があってこそですが。
夏の間出来ることなら、なるべくエアコンを使わずに過せたら、体にもお財布にも優しいですよね! そんな住宅を日々考えています。
- お財布にやさしい
これは、経済的な住宅を意味します。と言っても、○○万円/坪と言った余り意味の無い指標ではなく、決められた予算をどう使うかを考えた住宅です。
例えば坪単価が30万円だった「安い!」と思っても、30年で取り壊さなければならない様な住宅が、本当に経済的でしょうか?
私たちの理想はクライアントが建てた家をそのお子さまの世代まで住んでもらえる様な住まいです。
言い換えれば、それは30年後に資産価値が有るかどうかです。その為の法律も整備され、その方向に向かっています。またそう成らなければ、環境が維持できません。
その為には基本性能をしっかりと押さえた、公私共に認められる、住宅造りが必要だと考えます。