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熱損失係数

熱損失係数について

熱損失係数Q値(以下Q値)とは、建物の断熱性能を示す指標で、この数値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。
平成11年3月30日 通・建告示1号(次世代省エネ基準)では、以下のように全国を6つの地域に分けて基準となるQ値を定めています。


地区
北海道

青森、岩手
秋田

宮城、山形
福島、栃木
新潟、長野など

それ以外の
地域

宮崎、鹿児島など

沖縄
Q値(W/m2K)1.6以下1.9以下2.4以下2.7以下2.7以下3.7以下


上記の表の地区で定められた数値よりも低い値であれば、次世代省エネ基準を満たしており、各種の補助金等が受けられる性能があると認められます。

しかし、仕様規定で設計された、住宅は一定の性能があることは、認められますが正確な数値は把握されていない場合が多いです。

Q値が分からないときめ細かい設計は出来ないので、暖房が暑すぎたり、冷房が効かなかったりという弊害が出てきます。

一度設計担当者に確認してみることをお勧めします。

室内外の温度差1℃の時、建物から逃げ出す熱量(Wt)を建物床面積(A)で割るとQ値が求められます。
 
例えば、建物から逃げ出す熱量:Wt= 300 W/K  
            建物床面積:A=100㎡とすると

       Q=300/100=3(W/㎡K) となります。

またQ値を使って暖房機器の容量を計算するこもできます。

例えば、設計室内温を20℃  設計室外温を0℃とすると

必要容量(最大負荷)=Q値x床面積x設計室内外温度差
          =3(W/㎡K)x100(㎡)x20(K)
          =6000W=6kW

となり、6kWの出力の暖房機器を設置すれば、室内外の温度差を20℃保つことが可能です。このように自宅のQ値を正しく知ることで、オーバースペックのエアコンや暖房機器を買うことなく、お得です。

エアコンの性能を表す指標として「COP」という物が在りますが、これは1kWの電力消費で1kWの冷房能力を発揮すると(冷房能力÷消費電力)で、冷房COPは1となります。つまり、COPの値が大きい方が性能良いことになります。

しかし、エアコンは運転の仕方のよって消費電力にばらつきが在るようです。、例えば冷房能力が4kWでCOP6のエアコンを50%で運転したときと、冷房能力が2kWでCOP3のエアコンを100%で運転したときとでは計算上消費電力は同じになります。

ですが、実際はCOP3のエアコンを100%で運転した方が消費電力が小さいと言う場合があるらしのです。

つまり、燃費が良いと思って買った高価なエアコンが実際はそれより安いエアコンより燃費が悪かった、などと言うことが起こりうるのです。

なので、最近は性能の指標が「APF」に変わってきているようです。[Annual Performance Factor]の略で、日本語では「通年エネルギー消費効率」といいます。これは決められた一定の環境下で、1年間でどれだけ電力を消費したかを「期間消費電力量」として算出。エアコンが1年間で使用するエネルギーをこの期間消費電力量で割って導き出される数値です。
この値も数値が大きい方が性能が良いことになります。

話がそれてしまいましたが、エアコンに効率のよい運転をさせる為には、適切な能力のエアコンを選択する必要があり、その為にも、Q値を知ることが大切です。

まとめ

Q値はアバウトではなく正確に把握しましょう

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